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<title>新・アトピー犬ポン太の逆さまつげ日記。</title>
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<description>アトピー犬と暮らす日々。最近は歌舞伎・文楽と演劇の話題が増殖中。</description>
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<title>タブレットPCと80歳</title>
<description> 80歳になった実家の母にパソコンを憶えてもらうことにした。といっても、ワードやエクセルを使おうというのではない。インターネットに接続できて、簡単な調べ物ができればいい。ネットで買い物ができるようになれば最高だ。軍国少女世代で下町育ちの母は英語はまるでダメ、ローマ字もスラスラとは読めない。だからパソコンのキーボードを見ただけで拒否反応を示す。といって、ひらがな入力は、キーボードの文字位置を憶える段階で
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<![CDATA[ 80歳になった実家の母にパソコンを憶えてもらうことにした。<br />といっても、ワードやエクセルを使おうというのではない。インターネットに接続できて、簡単な調べ物ができればいい。ネットで買い物ができるようになれば最高だ。<br /><br />軍国少女世代で下町育ちの母は英語はまるでダメ、ローマ字もスラスラとは読めない。だからパソコンのキーボードを見ただけで拒否反応を示す。<br />といって、ひらがな入力は、キーボードの文字位置を憶える段階で挫折しそうだ。<br /><br />何かいい方法はないかと捜してみたら、「タブレットPC」というのがあるとわかった。専用ペンで画面に文字を書くと、認識してくれる。これなら母も使えそうだ。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/s/a/k/sakasamaponta/X200t-6l.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/s/a/k/sakasamaponta/X200t-6l.jpg" alt="tablet 1" border="0" width="300" height="262" /></a><br />↑これはx200tabletの方。X61tabletは画面サイズが少し違う。<br /><br />母のために買ったのは、ThinkPad X61tablet という機種。一世代前の機種だが、75,000円で出ていたので飛びついた。<br />このほかに、自分用として現行機種の ThinkPad　X200tablet をLenovoの直販から買った。使い方はほとんど同じだ。同じキカイを持っていないと、母がわからなくなって電話をかけてきたときに教えることができない。<span style="font-size:x-small;"><br />――というのは口実で、X61tabletを設定しているうちに自分のも欲しくなっちゃったのです。</span><br /><br />母のX61tabletに入っているOSはWindowsXP tablet edition。Vistaだと通常版でもタブレットが使えるらしいが、私がXP使いなのでダウングレードした。ついでに将来のことを考えて、メモリも１Gから４Gに増設。<br /><br />初日に教えたのは、スイッチのオンオフ（オフは蓋を閉めるだけ）、ダブルクリックでIEを開く、スクロールして見る、ウィンドウを最大にする、元へ戻す。<br />IEは開くとYahoo! Japanトップページが出るようにセットしてある。天気予報のエリアも実家のある区にしてある。クリックするだけで３時間ごとの今日の天気・明日の天気と週間天気予報が見られるのが、母はひどく気に入ったようだ。<br />ニュースの見方も教えたけど、こっちにはさほど興味を示さなかった。ニュースは新聞とテレビで見れば間に合うからね。<br /> ]]>
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<dc:subject>ぶつ</dc:subject>
<dc:date>2009-10-24T02:17:33+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポンねえ</dc:creator>
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<title>LUMIX　LX3</title>
<description> 室内や夜景をきれいに撮りたくて、今まで使っていたR7から買い替え。昨日初めて使ってみた。室内、夕方４時過ぎ。以下すべて、おまかせiAで撮っただけ。千葉は雲ひとつない青空だった。やはり夕方４時過ぎ。午後７時頃、信号停止中のクルマの中から手持ちで。この時間でこれだけ撮れれば十分。
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<![CDATA[ 室内や夜景をきれいに撮りたくて、今まで使っていたR7から買い替え。昨日初めて使ってみた。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/s/a/k/sakasamaponta/091013_lala_1.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/s/a/k/sakasamaponta/091013_lala_1.jpg" alt="らら柏の葉" border="0" width="450" height="338" /></a><br />室内、夕方４時過ぎ。以下すべて、おまかせiAで撮っただけ。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/s/a/k/sakasamaponta/1091013kashiwa2.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/s/a/k/sakasamaponta/1091013kashiwa2.jpg" alt="らら柏の葉２" border="0" width="450" height="338" /></a><br />千葉は雲ひとつない青空だった。やはり夕方４時過ぎ。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/s/a/k/sakasamaponta/091013lala3.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/s/a/k/sakasamaponta/091013lala3.jpg" alt="tasogare" border="0" width="500" height="282" /></a><br />午後７時頃、信号停止中のクルマの中から手持ちで。この時間でこれだけ撮れれば十分。<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>身辺</dc:subject>
<dc:date>2009-10-15T00:57:06+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポンねえ</dc:creator>
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<title>部屋子二人　  国立劇場十月歌舞伎公演</title>
<description> 「京乱噂鉤爪」　国立劇場十月歌舞伎公演　10月9日「勧進帳」で吉右衛門の富樫の太刀持ち音若を勤めている中村梅丸（梅玉の部屋子、平成８年生まれの１２歳）が、「花がたみ」という人形の役で出ている。少し痩せて、本物の博多人形のように美しい。音若のときも微動だにしなかったが、人形でも微動だにしない。その「微動だにしない」しかたが、音若のときは役目として神妙に控えて微動だにせず、人形のときは命のない〈モノ〉と
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<![CDATA[ 「京乱噂鉤爪」　国立劇場十月歌舞伎公演　10月9日<br /><br />「勧進帳」で吉右衛門の富樫の太刀持ち音若を勤めている中村梅丸（梅玉の部屋子、平成８年生まれの１２歳）が、「花がたみ」という人形の役で出ている。少し痩せて、本物の博多人形のように美しい。<br /><br />音若のときも微動だにしなかったが、人形でも微動だにしない。<br />その「微動だにしない」しかたが、音若のときは役目として神妙に控えて微動だにせず、人形のときは命のない〈モノ〉として微動だにしない。その差は目で、人形の梅丸は目の光を殺して虚空を見ていた。というか、何も見ていなかった。たいへんによかった。<br /><br />ただ動き出すとまだまだ。人形らしく踊って（動いて）はいるが、線があちこちきれいでない。<br /><br /><br />梅丸と同い年の松本錦成（幸四郎の部屋子）が丁稚役で、またいい。明るくて達者で、芝居が大好きなのがこちらに伝わってくる。<br />御曹司でない二人がこれからどう成長していくのか、どんな役を貰えるのか、楽しみ半分、心配半分の親心気分。<br /><br />芝居は脚本がごたついて説明くさく、少しイライラした。染五郎の宙乗りは体操選手並みだった。幸四郎が先月の弁慶に続き、この芝居でも「待て････待て」とやっていて、思わず笑ってしまった。梅玉と高麗蔵の「ぶって、ぶって」シーンは中途半端で、見ていて気恥ずかしかった。ああいう官能シーンは堂々とやらないとダメだ。<br />(追記　10/13）<br />歌舞伎の文脈に、快楽としての、あるいは官能としての被虐の表現ってあっただろうか。折檻場はどちらかというと嗜虐だし、さらには、観客に嗜虐の気分をもよおさせる意図があったとしても、一義的には折檻、拷問であって、表面は取り繕われている。ぶたれて「あはん」とはならないのである。今回のシーンが居心地悪く感じられたのは、もしかしたら歌舞伎の文脈から外れていたから（だから演者もやりにくく、観客も落ち着かない）かもしれない。<br /><br />それにしても、国立劇場の３階１列目は、花道もスッポンまで見えて2500円とはお買い得。<br /> ]]>
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<dc:subject>読む・見る・聞く</dc:subject>
<dc:date>2009-10-13T00:51:07+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポンねえ</dc:creator>
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<title>クロコダイル朗読会</title>
<description> 知人が出演するというので、渋谷のライブハウスで行われた詩の朗読会に行ってきた。2009クロコダイル朗読会『詩の境界』。考えたのは「費用対効果」ということだ。今日の入場料は１ドリンク付きで2,000円である。入場料を払うと、500円分のドリンク券をくれる。残りの1,500円が詩の朗読と対談（計2時間半）の鑑賞料、ということになる。1,500円で私は何を得たか？歌舞伎座の３階Ｂ席は税込み2,500円だ。これで修業を積んだプロのナ
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<![CDATA[ 知人が出演するというので、渋谷のライブハウスで行われた詩の朗読会に行ってきた。<br />2009クロコダイル朗読会『詩の境界』。<br /><br />考えたのは「費用対効果」ということだ。<br />今日の入場料は１ドリンク付きで2,000円である。入場料を払うと、500円分のドリンク券をくれる。残りの1,500円が詩の朗読と対談（計2時間半）の鑑賞料、ということになる。<br />1,500円で私は何を得たか？<br /><br />歌舞伎座の３階Ｂ席は税込み2,500円だ。<br />これで修業を積んだプロのナマの舞台が４時間たっぷり楽しめる。<br /><br />詩の朗読会は、費用対効果が悪すぎる。<br /><br />（10/05追記）<br />なお、プログラムは以下の通り。1人10分＋対談30分。<br /><br />1.詩：塚越祐佳（＋ダンス：柴田恵美）<br />2.詩：なかにしけふこ<br />3.詩：阿賀隈（＋音楽：「疾風」＝津軽三味線・吉田兄弟グループ＋舞踏：十亀脩之助）<br />4.詩：渡辺めぐみ<br />5.詩：高村而葉<br />6.詩：筏丸けいこ（＋音楽：「心太（こころぶと）」）<br />7.詩：鈴木東海子<br />8.トーク：ねじめ正一＋高貝弘也＋浜江順子<br />9.詩：浜江順子<br />10.詩：高貝弘也<br />11.詩：ねじめ正一　<br /><br /><br />　　　　　　　　　　<span style="font-size:x-small;"><span style="color:#cccccc">   </span></span> ]]>
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<dc:subject>読む・見る・聞く</dc:subject>
<dc:date>2009-10-04T22:38:06+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポンねえ</dc:creator>
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<title>氷川きよしデビュー１０周年記念コンサートin 日本武道館</title>
<description> 【氷川きよしデビュー１０周年記念コンサートin 日本武道館】行ってきました。17:00開演、約２時間半。感動というより、感銘を受けました。とりあえずセットリストを。・・・戦後歌謡の系譜を網羅する曲調。1.夢銀河（本人挨拶）2.星空の秋子3.純子の港町4.雪子の城下町5.さいはての陽子6.波止場のマリー7.面影の都（ＭＣ西寄）8.北荒野9.扇10.時代を駆ける男（ＭＣ本人）11.玄海舟歌（１，３番）12.玄海月夜13.玄海竜虎伝14.夜汽
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<![CDATA[ 【氷川きよしデビュー１０周年記念コンサートin 日本武道館】<br /><br /><a href="http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/s/a/k/sakasamaponta/091001hikawa_1.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/s/a/k/sakasamaponta/091001hikawa_1.jpg" alt="氷川きよし武道館コンサート" border="0" width="400" height="300" /></a><br /><br />行ってきました。<br />17:00開演、約２時間半。<br />感動というより、感銘を受けました。<br />とりあえずセットリストを。・・・戦後歌謡の系譜を網羅する曲調。<br /><br />1.夢銀河<br />（本人挨拶）<br />2.星空の秋子<br />3.純子の港町<br />4.雪子の城下町<br />5.さいはての陽子<br />6.波止場のマリー<br />7.面影の都<br />（ＭＣ西寄）<br />8.北荒野<br />9.扇<br />10.時代を駆ける男<br />（ＭＣ本人）<br />11.玄海舟歌（１，３番）<br />12.玄海月夜<br />13.玄海竜虎伝<br />14.夜汽車<br />15.東京恋始発<br />16.望郷の月（１，２番）<br />（思い出のＬＩＶＥ映像）<br />（ＭＣ本人＋西寄）<br />17.ときめきのルンバ<br />（ＭＣ西寄）<br />18.箱根八里の半次郎<br />（ＭＣ本人）<br />19.月太郎笠<br />20.花の渡り鳥<br />21.大井追っかけ音次郎<br />22.番場の忠太郎<br />（ＭＣ西寄）<br />23.一剣<br />24.浅草人情<br />25.人情取手宿<br />26.白雲の城<br />（西寄語り）<br />27.浪曲一代<br />（アンコール）<br />28.きよしのソーラン節<br />29.きよしのドドンパ<br />30.きよしの森の石松<br />31.きよしの一心太助<br />（本人挨拶）<br />32きよしのズンドコ節 ]]>
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<dc:subject>読む・見る・聞く</dc:subject>
<dc:date>2009-10-01T23:47:47+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポンねえ</dc:creator>
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<title>弁慶の断片　　歌舞伎座９月公演夜の部</title>
<description> ９月１１日、歌舞伎座９月公演夜の部。２階１列目センターブロック通路際というベストな席。「鞘當（さやあて）」。背景は満開の桜、吉原仲之町の通りに並ぶ緋毛氈の縁台。編み笠にド派手な衣装の売出し中が２人。マンガみたいでおかしい。「鈴ヶ森」。舞台の鈴ヶ森は実家の近くで、大森貝塚があるあたり。あの辺に雲助が出たんだ･･･たしかに、品川宿には少しある。吉右衛門の幡随院長兵衛。吉右衛門は春に観たときはスランプかと
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<![CDATA[ ９月１１日、歌舞伎座９月公演夜の部。<br />２階１列目センターブロック通路際というベストな席。<br /><br />「鞘當（さやあて）」。<br />背景は満開の桜、吉原仲之町の通りに並ぶ緋毛氈の縁台。編み笠にド派手な衣装の売出し中が２人。マンガみたいでおかしい。<br /><br />「鈴ヶ森」。<br />舞台の鈴ヶ森は実家の近くで、大森貝塚があるあたり。あの辺に雲助が出たんだ･･･たしかに、品川宿には少しある。<br />吉右衛門の幡随院長兵衛。吉右衛門は春に観たときはスランプかと思ったが、矢車会以降吹っ切れた感じですごくいい。芸におつりがあるというか、冷や酒をコップになみなみ注いで、枡にあふれた分をちゅっと吸うときのうれしい気分。吉右衛門の長兵衛を観る幸福感は、あの木の香りのするうれしい気分とよく似た幸福感だ。<br />今月は初代吉右衛門追悼公演なので、セリフもちょいと変えて粋。<br /><br />ハイ、「勧進帳」。<br />幸四郎の弁慶、吉右衛門の富樫、染五郎の義経。筋書き買い忘れて確認できないけど、富樫の太刀持ちは梅丸クンかな。相変わらずというか、ますます所作が美しい。出てすぐ、太刀を片手で前に捧げ持ち、蹲踞して待つシーンがあるのだが、キツイ姿勢にもかかわらず長い太刀が微動だにしなかった。後ろ向きになったとき、肩衣いっぱいにコウモリの図柄があるのに気づいた。よいわ。<br /><br />弁慶。周囲とは無関係に屹立する弁慶。感情表現が異様に多い弁慶。あれもやる、これもやる、大車輪の、サービス満点の、痙攣的な、発作的な、無目的な、ドン・キホーテのような弁慶。弁慶じゃなくBENQUEYと書きたくなるベンケー。四天王がまなじりを決して富樫に詰め寄ろうとするのを押しとどめる場面で、弁慶が声に出して「待て･･･待て」と言ったのには、ビックリして飛び上がりそうになった。こんなセリフあったっけ？？？　喧嘩の仲裁じゃないんだから。<br /><br />弁慶はあの舞台にいたのだろうか。私には、弁慶の断片が散らばっていただけのように見えた。<br /><br />もっとも、隣の母娘連れは、私とはまったく違うものを見ていたようだ。「幸四郎、さすがねえ。表現が細かいわよね」「幸四郎を見ちゃうと、海老蔵なんかまだまだね」――芸コマか。なるほど。<br /><br />吉右衛門の富樫は矢車会で「高いレベルに持ち込<span style="font-size:x-small;">（※）</span>」まれてしまったので、今は完成したものをゆとりを持って楽しめばいい。染五郎の義経はすらりと美しいが、「あはれ」感と貴人の気品は２月の梅玉の勝ち。･･･そうなんだ、梅玉の義経、あれは相当よかったんだ。<br /><br /><span style="font-size:x-small;">※沢田研二「次のデイト」（アルバム「MIS CAST」所収）より。</span><br /><br />「お土砂」<br />吉右衛門のコメディ路線。本人も楽しそうに演っている。福助のお七を眼を細めて見るところなんぞ、家では娘さんたちのいいパパなんだろうな、と想像できて微笑ましい。余裕ができるとこんなことまでやれちゃう吉右衛門、かわゆす。<br /><br />･･･そして。<br /><br />最後の最後に、すごいものが待っていた。<br />福助の「櫓のお七」。<br />これはマニエリスムだ。<br /> ]]>
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<dc:subject>読む・見る・聞く</dc:subject>
<dc:date>2009-09-23T00:45:36+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポンねえ</dc:creator>
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<title>素玄（しろくろ）　　国立劇場文楽公演第２部「沼津」「酒屋」</title>
<description> ９月１０日、国立劇場文楽公演第２部。「伊賀越道中双六」沼津の段と「艶容女舞衣」酒屋の段。人間国宝が揃う２部は「満員御礼」の立て札。ようやく取れた席は、行ってみると前方下手端近、正面が壁という泣きたいような席だった。沼津。綱太夫は胆力が足りないというか、声が届かず言葉がよく聞き取れない。体調が悪かったのだろうか。切の住太夫は綱太夫よりは精気があったが、自在という感じまではしない。全体に弱いんだけど、
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<![CDATA[ ９月１０日、国立劇場文楽公演第２部。「伊賀越道中双六」沼津の段と「艶容女舞衣」酒屋の段。<br /><br />人間国宝が揃う２部は「満員御礼」の立て札。ようやく取れた席は、行ってみると前方下手端近、正面が壁という泣きたいような席だった。<br /><br />沼津。綱太夫は胆力が足りないというか、声が届かず言葉がよく聞き取れない。体調が悪かったのだろうか。切の住太夫は綱太夫よりは精気があったが、自在という感じまではしない。全体に弱いんだけど、その分精緻な、ものすごく細部のある浄瑠璃だったと思う。シロウトに戻ったクロウト・お米がときおり見せるクロウトの名残が色っぽかった。<br /><br />酒屋。始まりから何だかガサガサした雰囲気で落ち着かなかった。人形が多いので、舞台に人がひしめいている。途中で寝て、目が覚めたらお園のクドキだった。「今頃は半しっつぁん」のアレ。<br /><br />この芝居は割り込みお園より、やっぱり三勝がかわいそうだ。これから心中するというのに、相手の男がお園に宛てた「未来は夫婦」という書置きが読まれるのを黙って聞いていなくちゃならない。<br />生きているうちは肩身が狭く、子どもまで手放した上に、心中の相手は来世で別の女と一緒になると言うんだから、もう踏んだり蹴ったり。とにかく三勝以外はみーーんな自分勝手の自己都合なんだからね。被害者三勝、クロウトよりシロウトの方がコワイという典型。<br /><br />※それにしても、この日の乱れ飛ぶかけ声は凄かった。割り込んで自己主張するかけ声。女声で、最悪のタイミングでニワトリが絞め殺されるときみたいな「音」を出した人がいて、あ、慣れてない人だな、失敗しちゃったんだな･･･と思っていたら、しばらくしてまた同じ「音」がかかったのにはビックリした。<br />※２０日に観た第一部ではかけ声はひとつもかからなかった。それもまた妙な感じだった。<br /><br />※最近は歌舞伎でもヘンなかけ声が多い。そのたびにドキッとして感情の流れが止まってしまう。携帯電話のベルとどこが違うのか。というか、確信犯の分だけ携帯電話のベルよりタチが悪い。歌舞伎座も建て替えることだし、それを機にかけ声の免許制度を導入してくれないかしらん。<br /> ]]>
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<dc:subject>読む・見る・聞く</dc:subject>
<dc:date>2009-09-22T17:17:06+09:00</dc:date>
<dc:creator>ポンねえ</dc:creator>
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